*フランス
ブルゴーニュ
10年以上前から'Reasoned Agriculture'を取得している「デュプレ」
ヴィーガンの認証も取得し、環境へ配慮した造りを実践するワイナリー。
※'Reasoned Agriculture'=フランス政府の認証制度。環境と人々の健康に配慮し農業を行う者に贈られる認証で、化学肥料の使用制限や環境汚染物質の排除などが定められている。
WINERY HISTORY ワイナリーの歴史
デュプレの家族は1950年代から農業を行っていたが、80年代後半になり、本格的にブドウ栽培・ワイン造りに専念しました。現在の当主であるジャン・クリストフ・デュプレ氏は、1990年にワイン造りに携わる様になり、92年には兄弟であるヴァンサン氏も加わり、兄弟によって営まれています。現在ではマコネの中心的な生産者の一人となる程です。
・Domaine Dupré(ワイナリーHP)
POINT
おすすめ
ポイント
- 当初3haだったブドウ畑は、ロワイエやマンセイのいくつかの畑を買い取った事もあり、現在は26haにまで拡張している。ブドウ栽培はコルドン仕立てで、畝と畝の間は草で覆われている。この栽培方法により、除草剤の使用を減らし土壌を改良する事ができる。そして、質の良いブドウを育てる環境が整えられている。
- 収量もかなり制限しており、良いワインを造る為の努力を怠らない。デュプレは政府の認証制度 'Reasoned Agriculture' を2008年に取得しており、それをブドウ栽培にも取り入れている。オーガニック栽培を主体とし、ブドウの品質向上を常に心掛け、ブドウのトレーサビリティを記録するソフトウェアも導入している。デュプレは質の高いワインを造るには畑での栽培を管理する事が必須であると考えている証拠です。
- デュプレは土壌によって植える品種を選んでおり、ワインは個性がはっきりしている。マール土壌で育つシャルドネは骨格がしっかりしていてとてもフレッシュ。赤土で育つピノ・ノワールは美しく複雑な味わいが特徴。すべてのワインは樽で熟成され、その内20%は新樽を使用しています。