*ドイツ
ラインガウ
900年以上の歴史をもつワイナリー「クロスター エーベルバッハ」
シュタインベルガーをはじめとした銘醸畑を多く所有するワイナリー。
WINERY HISTORY ワイナリーの歴史
もともとはシトー派の修道院が開墾した畑から続くラインガウの中枢的役割を担う醸造所です。1135年~1930年までは修道院として、1930年以降は独立したワイナリーとして活動しています。2008年には新しい醸造所も完成し、近年さらにワインの質が向上しています。
・Kloster Eberbach im Rheingau(ワイナリーHP)
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ポイント
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畑は全部で252ヘクタールを所有しています。そのうち、シュタインベルガーが32ヘクタールで単独所有をしています。他にも、3つの単独所有畑を所有し、それ以外にもアスマンズホイザーなどの7つの畑を所有しています。
品種は、リースリングが184ヘクタールを占めており、他にはシュペートブルグンダー(=ピノ・ノワール)は37ヘクタール、ピノ・ブランは9ヘクタール、ピノ・グリは4ヘクタールを栽培しています。
持続可能で自然に近いブドウ園管理を実施しており、殺虫剤の使用も完全に禁止しています。 - 現在ドイツワインとして使われる「カビネット」という言葉は、クロスター・エーバーバッハのカビネットセラーから生まれました。伝統的な歴史のある畑のワインは、いずれも熟成させることを前提としており、ドイツを代表するリースリングワインです。銘醸畑アスマンズホイザーは、ドイツでも有数の赤ワインの銘醸地であり、クロスターエーバーバッハは白ワイン、赤ワインともにドイツを代表するワイナリーとなっています。
- 鉄血宰相の異名をもつ、かの有名なビスマルク宰相が半分を購入したといわれている1893年のシュタインベルガーカビネット。そのエチケットにも書かれている鷲のマークはクロスターエーバーバッハの特徴です。現在では当時とは異なるエチケットですが、今でも多くの愛好家の方に人気のあるワインとなっています。