*イタリア
ヴェネト
ソアヴェの3大造り手のひとり「ジーニ」
樹齢100年を超える自根の「ソアヴェ クラシコ」を有するソアヴェの老舗。畑はオリジンのクラシコ地域にあり、その全てが黒色火山岩土壌で、エトナと同じ火山岩土壌から生まれている。力強いミネラルに支えられる今では珍しい伝統的なソアヴェ クラシコ。
1700年代からモンテファルコでブドウ栽培農家としてガルガーネガを栽培してきた。
35haの畑を所有しているが、最も新しい畑でも60年前に取得した畑であり、ソアヴァ クラシコの中心地にのみ畑を有する。
WINERY HISTORY ワイナリーの歴史
ジーニ家の歴史は1500年代にまでさかのぼります。以来、モンテフォルテで独自のブドウ園を栽培してきました。そのため、ソアーヴェクラシコ地域で最も古いワイン生産者の1つであると言えます。知識は何世紀にもわたって世代から世代へと受け継がれ、父であり当主のオリントは、彼のスキルとこの職業への情熱を直接伝えてきました。子供たちも、時間の経過とともに、伝統の一部になりました。
現在、サンドロとクラウディオは、私たちの家族とともに、この土地の管理人となっています。
・Gini - Winegrowers since 1600(ワイナリーHP)
POINT
おすすめ
ポイント
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樹齢100年を超える自根のガルガーネガ。
「ピエロパン」のクリュ「ラ・ロッカ」の隣の丘、黒色火山 岩土壌の代表的な畑が「サルヴァレンツァ」。フィロキセラの被害を受けていない自根のガルガーネガのみの畑。重厚で肉厚な男性的なイメージが特徴的。樹齢100年を超えるこの畑ならではの他のソアヴェでは味わえない深みのある味わい。 -
醸造時のSO2無添加、そしてユーロリーフ(オーガニック認証)を取得
ジーニでは1985年以降、醸造時のSO2は無添加であり、瓶詰め時には添加されますが、通常の1/20程度のみ。また自然と自然の方法で土地を耕してきた先祖の環境と伝統を尊重し、科学薬品や有機肥料すら使用しない自然な農法で栽培。収穫は完熟の瞬間にする為、3回の異なる時間で完全手作業で行われます。
認証年月日:2016年12月21日 (codicc: IT BIO 005 V203)
BIO認証機関:BIOS
(2018年12月10日の農業政策省の承認(IT BIOコード005)とISO 17065規格に基づくACCREDIA認定n.056B を伴うイタリアのBio EU認証) -
ジーニの新たなる挑戦 -ヴァルポリチェッラ、アマローネ リゼルヴァ-
1987年に偶然見つけたヴァルポリチェッラの30haの畑を購入し、2000年からワイン造りを始めました。畑があるのはヴァルポリチェッラの東部、標高500mにあるカンピアーノ村でヴァチカンの古地図にも掲載されている歴史ある村。1950年以降は見捨てられていた土地となっていましたが、ジーニが畑を購入後にブドウを植えていると、砂岩の破片から数千年前のブドウの茎の化石が発見されました。この化石の発見により、この場所がいわば"グランクリュ"と考えられていたという証明になりました。