OUR WINE 商品情報

*フランス

ブルゴーニュ

フィサン村を本拠地として、7世代続くドメーヌ「ベルトー=ジェルベ」

ドゥニ氏とマリーアンドレ女史の娘、アメリー女史はボルドー大学卒業後、ニュージーランドで研修を終えて、7代目当主へと就任。

LIST OF WINES 取扱ワイン例

【白ワイン】
・フィサン ブラン シャン デ シャルム
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【赤ワイン】
・ブルゴーニュ レ プリエル
・フィサン
・ジュヴレイ シャンベルタン
・ジュヴレイ シャンベルタン クロ デ シェゾー
・ヴォーヌ ロマネ
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LIST OF WINES

WINERY HISTORY ワイナリーの歴史

ドメーヌ ベルトーは、マルサネ村とジュヴレ シャンベルタン村に挟まれたフィサン村を本拠地として、7世代続くドメーヌです。
18世紀後半、フランソワ・ベルトーの父がノワゾー通り9番地にフィサンの畑を数ヘクタールの畑を購入したところから始まります。
フィルマン氏がフランソワ氏より資産を受け継ぎ、続いてベルナール氏が所有しました。

残念ながらベルナール氏が34歳の若さで亡くなり、遺贈された息子のギィ氏が当時まだ11歳だったため、18歳になるまでは妻のジャンヌ女史が事業を運営。1930年にギィ氏が事業を運営し始めた当時は、卸売へと一括で販売をしておりましたが、現在の本拠地にファミリーハウスを購入し、ショップをノワゾー通り18番地に土地を広げ、メタヤージュ(=共有農業システム)を通じて、ジュヴレ シャンベルタンにあるヴィラージュ、プルミエクリュ(=一級畑)を購入しました。

第二次世界大戦以降に、ギィ氏は元詰めを開始し、1960年にアメリカ輸出市場へ進出しました。1974年に、ギィ氏の2人の息子、ヴァンサン氏とドゥニ氏がドメーヌを引き継ぎ、ドゥニ氏(ワイン醸造学者)とヴァンサン氏は、2005年にフィサン、フィサン プルミエクリュの畑を拡大。

ドゥニ氏は、ドメーヌ フランソワ ジェルベ(ヴォーヌ ロマネ村)のマリーアンドレ ジェルベ女史と結婚。

2013年にドゥニ氏とマリーアンドレ女史の娘、アメリー女史はボルドー大学(ブドウ栽培-ワイン学)卒業、ニュージーランドで研修を終えて、7代目当主へと就任し、ドゥニ氏の畑と、マリーアンドレ女史が共有するドメーヌ フランソワ ジェルベから一部の畑を相続し、ベルトー・ジェルベ名義としてラインナップに加えました。

現在は13ヘクタールの畑を所有し、フィサンだけではなく、ジュヴレ シャンベルタン、ヴォーヌ ロマネ、フラジェ エシェゾーを所有しています。全てのワインがAOCワインで、90%が赤ワインです。2010年にフィサンにシャルドネが植えられ、2014年に初収穫を迎えました。今なお、伝統を守り品質を高め続けています。

Domaine Berthaut-Gerbet(ワイナリーHP)

POINT おすすめ
ポイント

  • 栽培は、ビオロジックの考えに基づき、環境に配慮した有機的で持続可能な慣行を用いています。ブドウ園には完全に除草剤は含まれず、テロワールを尊重した安定した土壌のもとで栽培し、土壌には化学薬品は使用せず、手作業による除葉、グリーンハーベストによって通気性が向上、病気からの保護や、理想的なブドウの成熟が良くなります。
  • 醸造は、異なるテロワールを表現するために行われます。 手作業による厳しい選果の後、最小限の手数でコンクリートタンクで発酵させます。約5日間の低温マセラシオン※1を実施。天然酵母で発酵させ、1日2回のルモンタージュ※2、発酵の最終段階でピジャージュ※3して優しく抽出します。
    約5日間のポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)を行い、ほぼ全てのワインは1,500~3,000リットルの大樽(フードル)でマロラクティック発酵させ、春には樽に移します。新樽はほとんど使用せず、最大で24か月と比較的長い熟成を実施しています。

    ※1 フランス語で醸しを意味します。赤ワインのアルコール醗酵が始まってしばらくすると並行して、果皮・種子から色素と渋みが出てくることを言います。
    ※2 発酵中にポンプで液体を吸い上げて、上からかける事。発酵を促し、均一に行うのが目的。
    ※3 発酵中に、棒などを使い、上から発酵槽上部に溜まった果帽を突き崩して液体中に沈める事。果帽を多く液体と触れさせ、色素、タンニン、香り成分が抽出するのが目的。
  • 2017年7月には、DRC(2010~2015年)と、プリュレ ロック(2015~2017年)にいたニコラ フォール氏が栽培長を務めることになりました。

    ニコラ氏は元々ボルドー出身ですが、ブルゴーニュワインに魅せられて新鋭ドメーヌのアニェス パケで1年間修行した後、ローヌに渡り、ジャン ルイ シャーヴ氏に弟子入りし1年間の修行。2010年5月からはDRC社へ入社し、2015年3月に退社するまでの約5年間にわたり、同社で栽培の仕事に従事。並行して2014年には極少面積ながらも念願の自社畑を取得し、ドメーヌ ニコラ フォールを立ち上げました。
    2015年からはDRCの共同経営者の1人、アンリ フレデリック ロック氏に請われて、ドメーヌ プリュレ ロックの栽培と醸造を担当。
    2017年7月にプリュレ ロックを退社し、現在ではベルトー ジェルベの栽培長を務めています。

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