*フランス
ブルゴーニュ
ブルゴーニュ屈指の女性醸造家と評される「アンヌ グロ」
その品質と人気は非常に高く、入荷量も極僅かで大変貴重なワインです。
LIST OF WINES 取扱ワイン例
【スパークリングワイン】
・クレマン ド ブルゴーニュ ブリュット (ネゴシアン)
ご購入はこちらから
【白ワイン】
・ブルゴーニュ ブラン シャルドネ
・ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ ブラン キュヴェ マリーヌ
・ブルゴーニュ アリゴテ (ネゴシアン)
・ブルゴーニュ シャルドネ (ネゴシアン、ヴィーガン認証取得)
・サンヴェラン (ネゴシアン)
ご購入はこちらから
【赤ワイン】
・ブルゴーニュ ピノ ノワール
・ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ ルージュ
・ヴォーヌ ロマネ ”レ バロー”
・シャンボール ミュジニィ プルミエ クリュ ”ラ コンブ ドルヴォー”
・エシェゾー
・クロ ヴージョ グラン クリュ ”ル グラン モーペルテュイ”
・リシュブール
・マコン マンシー ルージュ (ネゴシアン、ヴィーガン認証取得)
・ブルゴーニュ ピノ ノワール (ネゴシアン、ヴィーガン認証取得)
・サンタムール ルージュ (ネゴシアン)
WINERY HISTORY ワイナリーの歴史
1830年にニュイ・サン・ジョルジュ村近くのショー村のアルフォンス氏によって設立されました。1963年、4代目のルイ氏が引退時に4人の子供が2組に別れて、1つは兄のギュスターブ氏と妹のコレット女史による「グロ・フレール・エ・スール」(=現在はジャン氏の次男、ベルナール氏が相続)と、もう1つがジャン氏とフランソワ氏による「グロ・ペール・エ・フィス」に分割されました。後者は1973年にそれぞれが独自にワイン造りをすることで再分割、ジャン氏が設立したドメーヌが「ジャン・グロ」となり、フランソワ氏が設立したのが「フワンソワ・グロ」となりました。これが後に続く「ミシェル・グロ」と「アンヌ・グロ」となります。
その為、現在は「グロ」のドメーヌは「ミシェル・グロ」、「グロ・フレール・エ・スール」、「アンヌ・フランソワーズ・グロ」、「アンヌ・グロ」の4つが存在しています。
ルイ・グロの息子であるフランソワ・グロの一人娘としてアンヌは生まれました。1966年の事です。1984年から、ボーヌとディジョンでブドウ栽培とワイン醸造を学び、オーストラリアのベンフォールズでワイン造りを学んだという、ブルゴーニュの作り手として海外でワイン造りを学ぶ先駆者的な存在です。
1988年から5年程は父とワインを造り、1993年からは6代目としてドメーヌを引き継ぎました。ドメーヌ名も元は「アンヌ・エ・フランソワ・グロ」でしたが、従姉が所有する「アンヌ・フランソワーズ・グロ」と混同されることが多いため、「アンヌ・グロ」と改名いました。
現在では2015年にジュリーが本格的に醸造に参画し、次期当主になるべく畑とセラーでアンヌ グロとすごすことが多くなりました。アンヌ グロは夫のジャン ポール トロ と一緒に、ミネルヴォワに新設したワイナリーも運営しており、そちらのワイナリーのワインも品質が飛躍的に向上しています。
・Domaine Anne Gros(ワイナリーHP)
POINT
おすすめ
ポイント
-
畑では一早くフェロモン剤を導入することで除草剤・殺虫剤の使用をやめ、土壌の有機物を育てて自然堆肥を活用している。認証の取得こそしていないが、ビオディナミ、有機栽培を実施。
収穫のタイミングに関しても非常にフレキシブルで、8月末に開始することもあれば、ブドウが完熟するのを辛抱強く待ち9月末にようやく始めることもある。そのため、ブドウが最適な状態で収穫ができ、ワインにも特徴が現れます。 - 醸造では、ブドウは100%除梗され赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンクで12~15日間発酵させる。樽の選定にもこだわりがあり、異なる樽を仕入れてはオークの種類や焦がし具合など、様々な組み合わせを試している。その中で、最適なものを選び使用している。
- アンヌ・グロのワイン造りは「伝統の尊重と改革への欲求」が哲学となり、伝統的な製法をしっかりと守っています。「健全で成熟したブドウを収穫し、無傷のありのままのブドウを重んじて、ベストを尽くす。」とは、このドメーヌの信念であり、そのまま彼女のワインにもピュアな果実味として現れています。